富士通のIT基盤 TRIOLE
サーバ統合へのアプローチ


スケールアップの最適解
これまでの基幹システムといえば、やはりメインフレームを採用する企業が大半を占めました。いうまでもなく「堅牢性」「信頼性」への要求が選択の理由でした。しかし、コスト削減、最新技術の適用、ソフトウェア資産に対する投資の保護などを目的に、オープンシステムへと移行する企業が増えております。
そこで、オープンサーバを採用し統合環境を実現するため、スケールアップによるサーバ統合へのニーズが高まっております。
ただし、スケールアップを実施した場合、サーバの運用台数を削減できる反面、単一のサーバに多様なシステムを集約するため、障害が発生した場合の業務への影響が懸念されます。そのため、サーバ自体の信頼性が何より重要となります。また、将来スケールアップを行う際に対応可能な拡張性、そして、基幹システムや大規模データベースを担うに足るパフォーマンスも重要なポイントとなります。
こうした要求に応えるサーバの代表格が、富士通の基幹IAサーバ「PRIMEQUEST(プライムクエスト)」です。PRIMEQUESTはOSにWindowsまたはLinuxを選択可能であり、メインフレーム並みの信頼性、オープンサーバの柔軟性、経済性を兼ね備えたオープン・ミッションクリティカルサーバです。

メインフレームの経験で培ったノウハウによって実現した高度な信頼性とオープンサーバの柔軟性、経済性を兼ね備える。
PRIMEQUESTの特長
最先端デュアルコア インテル Itanium2プロセッサを搭載
デュアルコア インテル Itanium2 プロセッサは、アーキテクチャとしてリカバリ機能が組み込まれており、x86のアーキテクチャに比べ可用性が大幅に向上しました。 また、メモリアドレス空間の大幅な増加と、演算速度向上により、大量のデータ処理を伴うアプリケーション環境において、高いパフォーマンスを実現します。
さらに、同プロセッサを搭載するPRIMEQUESTはCPUを追加した分だけ、ほぼリニアに性能を向上することができます。ハイエンドモデルのPRIMEQUEST 580では、最大32CPU(64コア)をサポートするSMP(対称型マルチプロセッサ)システム構成が可能となるため、ミッションクリティカルなニーズに耐えうるパフォーマンスだけではなく、拡張に対する対応も万全です。
メモリ容量が性能を大きく左右するデータベース・アプリケーションの場合、32ビットIAサーバでは十分な性能が得られないケースがありましたが、PRIMEQUESTはこのような問題も解決しました。
高度な信頼性を実現
PRIMEQUESTは信頼性の面においても、富士通が長年にわたりメインフレームで培った技術を駆使し、ハードウェア、ファームウェアのレベルでの二重化同期アーキテクチャなどにより、高い信頼性を実現しました。
システムミラー機構
「システムミラー機構」は、サーバを構成する主要ハードウェアをすべて二重化し、両系統を同期動作させることにより、ハードウェア故障による業務停止を防止する機能です。
しかも、独自開発したチップ間伝送テクノロジを搭載しており、二重化したハードウェアの完全同期動作を実現しました。
ハードレベルの仮想化技術を実装/自律運用で継続性を支援
昨今、サーバに関するキーテクノロジとして「仮想化」にも注目が集まっております。PRIMEQUESTは、この仮想化技術にも対応しております。
拡張パーティションニング(XPAR)
1個のシステムボード上で2つのパーティションを稼動できる富士通独自の仮想化技術です。

パーティションを物理的に切り離し、各パーティションで異なるシステムを稼働可能。さらに待機システムボードを用意しておけば、CPUやシステムボードに障害が発生した場合、自動切替が可能。耐障害性の高い自律運用により、リソースの有効活用と信頼性向上を実現する。
例えば、PRIMEQUEST 580は、最大16パーティションに分割が可能となります。パーティションごとに異なるOSを動作させ、同一筐体内に複数の業務システムを構築できます。これにより、限られたリソースを有効活用し、柔軟なシステム運用が可能となります。
しかも、XPARはパーティション同士が物理的に分離されているため、いずれかのパーティションに障害が発生しても、同時に稼働している他のパーティションは全く影響を受けません。
フレキシブルI/O
従来は、システムボードとI/O資源が固定に接続されていたため、無駄な資源が生じてしまうケースが多かったですが、システムボードとI/Oユニット間の接続をフレキシブルに調整が可能となることにより、運用形態に応じて、CPU、メモリ、I/O資源を効率的に配分することができます。
この両者の仮想化技術機能を組み合わせることにより、業務システムの負荷に応じてCPUパワーやI/O資源を最適に割り当てる動的なリソース配分も可能となります。万一、システムボードが故障した場合は、待機システムボードへ自動的に交代し、システムを自律的に稼働させ、運用負荷を軽減するとともに故障復旧時間を大幅に短縮することができます。
